紅白歌合戦の「トリはこの人で」と太鼓判を押されている歌手のMISIAが大ピンチだ。TBS「news23」での取材中に落馬骨折、全治6週間の重傷と発表されて日本中のMISIAファンはショックに包まれた。
「事故が起きたのは15日の午後。ある乗馬クラブで、スペシャルオリンピックスの主旨に賛同したMISIAさんが、知的障がいのある選手たちと乗馬をしながら交流する様子を撮影中だったといいます。彼女が騎乗している馬が突然駆けだしたようですが、乗馬のトレーナーからは取材クルーの動きや機材に馬が反応したと指摘を受けたとか。その後、MISIAさんは痛みをおして予定通りインタビューを受けたというからびっくりですが、翌日の診察で『胸椎棘突起部』の骨折が判明。現在は自宅で療養中だそうです」(エンタメ誌ライター)
万全のケアをしていても事故は起こる。でも今回の報道に驚いたファンや世間からは、事故以外のことで怒号が上がっているとか。
「TBS側のおわび文が酷いという声がもっぱらですね。全文は『取材中に怪我をされたことについて、MISIAさんに心よりお見舞い申し上げます。当該の馬は調教されており、乗馬している人がコントロールできる状態にあったとのことでしたが、MISIAさんが怪我をされることになってしまいました。取材クルーの動作や機材の存在が刺激を与えることになったのであれば、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。MISIAさんが一日も早くご快復され、熱い思いを込められたスペシャルオリンピックスのイベントに復帰されることを心よりお祈りします。そして、我々は、スペシャルオリンピックス及びMISIAさんの支援活動を引き続き報じて参ります』というもの。ところが、報道機関の発表にしては言い回しが俗っぽいこと、そして『乗馬している人がコントロールできる状態にあったとのことでしたが~』『取材クルーの動作や機材の存在が刺激を与えることになったのであれば』と、遠回しに責任転嫁しているような、まるでTBS側も被害者といわんばかりの文脈に怒りの声が上がっています」(前出・エンタメ誌ライター)
ネット上も「拗ねたヤンキーの謝罪文みたい」「TBSの責任ですとどうして堂々と言えないの?」「これ、自分たちのせいじゃないって完全に言ってますよね」と疑問の声が次々とアップされている。
MISIAは現在、痛みが酷く絶対安静とのこと。12月5、6日の神戸・大阪公演は中止が決定、10,20日の東京国際フォーラム公演、大晦日の紅白出場も微妙なところだという。なんとか快復してほしいところだ。
(飯野さつき)