ジョニー・デップが妻アンバー・ハードとともにオーストラリア政府のために作った「謝罪ビデオ」のことをネタに笑いを誘ったようだ。
アンバーは昨年、同国クイーンズランド州を訪れた際に愛犬のヨークシャーテリア、ピストルとブーの2匹を法律に違反し持ち込んだとして2件の罪に問われていたが、先月行われた裁判でオーストラリア入国の際にアンバーが入国カードに虚偽の記述を行ったことを認め、ジョニーと共にビデオの中で謝罪を行ったため、2件の密輸罪について不起訴となっていた。
先日ロンドンで行われた「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」の記者会見に登場したジョニーは、「イギリスに僕の愛犬たちを密輸しなかったことを謝罪します。してはいけないことですからね」とコメントし、これから訪れるすべての国でこの発言を続けていくとジョーク交じりに語った。
さらに、オーストラリア農産大臣バーナビー・ジョイス氏が当時、アンバーがすぐに犬たちをオーストラリアから連れ出さない場合は殺処分すると発言していたことに対しても、「オーストラリア人たちはちょっと元気が良すぎるよね」と発言したりしていたという。
アンバーの弁護士ジェレミー・カーク氏は先月法廷で、アンバーは入国時にジョニーのスタッフたちが犬たちを持ち込む手続きをしていたと思い込んでおり、必要書類に落ち度が生じてしまったと説明したと報じられている。さらに、カーク氏は入国カードを誤って記入したことについても、「あれは間違いでした。わざとではありません」と話していたそうだ。