最近は結婚するのに「年齢は関係ない」なんて人が多くなっているようですが、実際のところどうなのでしょうか。
離婚弁護士ナビが実施したアンケート調査によると、年の差が5歳以上の夫婦の離婚率は33.3%で、年の差5歳未満の夫婦は15.2%でした。この調査からは、年の差が大きいほど離婚しやすいことが分かります。
また、離婚原因については、年の差によって異なる結果となっていました。年の差5歳以上も年の差5歳未満も「性格の不一致」がトップとなっていましたが、年の差5歳以上の夫婦の離婚原因は「浮気・不倫」「浪費癖」が多く、年の差5歳未満の夫婦にこれはみられませんでした。つまり、この結果では「夫婦の年の差が大きいほど浮気されやすい」ともみることができます。
しかし、これはあくまで一つのアンケート結果であり、それぞれの夫婦で異なるはずです。浮気されないためには年の差のせいにせず、「小手先の方法ではなく、夫が絶対離したくないと思うような存在になること」がポイントだと、恋愛アドバイザーのこめだゆきさんは著書「想いすぎずに想われる 2人が「本命」でいつづける愛の育て方」(PHP研究所刊)の中で述べています。
年の差婚は、その年齢差を超える“関係づくり”によって変わってくるのかもしれませんね。