コロナ禍の“おこもり生活”では、ついついお菓子に手が伸びがちですが、夜中になると余計に食べたくなりませんか?
作業療法士の菅原洋平さんの著書「脳と睡眠の仕組みでみるみるヤセる! ストレス0(ゼロ)ダイエット」(詩想社刊)によると、夜中にお菓子が食べたくなるのは、レプチンというホルモンが原因の可能性もあるようです。
レプチンは脂肪細胞から分泌され、体脂肪の量を脳へ伝える働きがあり、食べる欲求や行動が抑えられる別名「満腹ホルモン」。身体に蓄えられた脂肪を燃焼するように促す働きもあるのだとか。そんなレプチン、夜遅くまで起きていて脳のエネルギーを失うと、その分体脂肪を増やそうと急激に減り、食欲が出てきてしまうのだそうです。
こんな夜中の食欲の場合、脳を疑って早々に寝てしまうといいそうです。もし空腹に耐えられないようなら、例えば「だし汁を飲んで満腹感を満たす」という方法もあるそうですよ。
レプチンをよく理解して、ぜひ夜中のお菓子の食べ過ぎを防いでくださいね。