お笑いコンビ・麒麟の川島明がMCを務めることで話題になっている新バラエティ番組「ラヴィット!」(TBS系)。しかし、3月29日の初回放送の平均視聴率は2.7%。翌30日放送では2.1%と下降している。しかも、同時間帯の前番組「グッとラック!」の前4週平均の3.5%から大幅にポイントを下げる結果となった。
番組のコンセプトは、他局の情報番組とは一線を画し、ニュースなし、ワイドショーなしの「衣」「食」「住」「遊」をテーマにしている。ちなみに初回は、スイーツランキングの話題からスタート。2日目は「冷凍食品」を取り上げた。
だが、ネット上には「バラエティなのかグルメ番組なのか。初回のコンビニスイーツのランキング? かなりどうでもいい」「電波のムダ」「内容が酷すぎる」「情報番組なのにテンポが悪い」「日本でいちばん必要ない朝番組」など、同番組にとっては、耳の痛いコメントが並んだ。
「コロナ禍の中、朝からワクチンだ、自粛だとの話題や、暗いニュースを見たくないという視聴者もいるので、このような構成にしたのでしょう。ですが、蓋を開けてみれば、プライムタイムに放送されている番組のライト版という感じ。この時間帯に家にいる人は、朝食の用意をし、子供やパートナーがいれば送り出すなど忙しいので、じっくり見るのは難しい。岡江久美子さんが長年勤めた『はなまるマーケット』のような内容を期待していた人は、ガッカリしたようです」(テレビ誌ライター)
このままでは、芸人として人気の川島にとっては、黒歴史になるかもしれない。