今秋公開の映画「草の響き」で3年ぶりに主演を務める東出昌大。北海道・函館の映画館館長による企画、製作、プロデュース作品で、東出演じる精神を病んで妻とともに函館に戻ってきた工藤和雄が、ひたすら函館をランニングしながら人々と交流するストーリーだという。
東出は「棒演技」と世間から揶揄されることが多い役者だが、映画監督からの覚えはめでたいようで、気に入った役者しか起用しないと言われている黒沢清監督の「散歩する侵略者」「スパイの妻」に出演。昨年10月17日に開催された「スパイの妻」の舞台あいさつでは、黒沢監督が東出の演技を「僕は大好き」と言い、「あやしいんですよね。妖怪の“怪”のあやしさもあるし、“妖”のあやしさもある。あやしさを持っていて、出てきた瞬間に何かが起こりそうなところが大好き。そのあやしさをふんだんに発揮してくれました」と大絶賛。ネット上では「一般人には理解できない」「映画監督の目には魅力的な役者に映っても、多くの市民には大根役者にしか見えない」といった痛烈な声が多数あがったことも。
ともあれ、東出の映画主演ニュースと同時期に、不貞相手だった唐田えりかが連載ページを持っていた専門誌「日本カメラ」が休刊を発表。4月20日発売の最終号に掲載された唐田の原稿に注目が集まっている。
「唐田は今年の1月号で連載をスタート。写真とポエムのような言葉を寄稿していたのですが、最終号となった5月号に掲載されているポエムの最後の4行に〈大切なひとを通して、大切なものに出会った。私はもうあなたなしでも、あなたがくれた沢山の大切なものたちと、羽ばたくことができる。〉とあり、これが東出に向けた言葉ではないかと憶測する声が続出しているようです」(女性誌記者)
唐田はせっかく始めたばかりの雑誌連載が雑誌の休刊という憂き目に遭ってしまったのに対して、東出は映画主演。「不貞その後」の不公平さを感じずにはいられない世間の声も、少なくないようだ。