あなたは普段、髪に対してどんな悩みを抱えていますか?
2019年に花王が実施したアンケート調査で年代別に「髪の悩み」について尋ねたところ、20~40代のどの年代も「パサつき」がトップだったそう。とくに、40代は73%にも上っていました。30代と40代の2位は「ツヤのなさ」。これも思い当たる節があるのではないでしょうか。
30~40代女性は、パサパサしていてツヤがない状態に悩んでいるようですが、では、理想の潤いのある“ツヤ髪”を復活させるには、どうすればよいのでしょうか?
バランス料理研究家である小針衣里加さんの著書「食べるだけで、若くキレイになる方法」(サンマーク出版刊)によれば、肉や魚に含まれるタンパク質を充分に摂取できずに不足させてしまうと、肌が荒れて髪もツヤを失うのだとか。そうであれば、1日に摂取すべき肉や魚のタンパク質量って、いったいどのくらいなのでしょうか。
指を除いた片手の手のひらに載る分量が、3食のうちの1食に食べるべきタンパク質の量。例えば、肉ならスライス肉が5切れほど、お刺身は5枚ほどだそうです。
また一般的には、髪の潤いをキープするには頭皮の新陳代謝を促すビタミンA、髪のツヤを守ってパサつくのを防止するにはビタミンEがいいといわれています。
他にも、偏った食生活、睡眠不足やストレスによる血行不良で栄養が行き渡らないといった事態も、パサつく要因となるようです。これらを排除するのもポイントといえそうですね。
もし、髪のツヤや潤い不足を感じているなら、これらの食品を試してみてはいかがでしょうか。