ミュージシャンのGACKTが9月8日、体調異変により無期限の活動休止を発表。詳しい病名などが明かされておらず、ネットではさまざまな憶測を呼んでいる。
公式サイトでの発表によると8月6日に帰国後、体調不良を訴え、しばらくして容態が急変。GACKTは幼少から神経系疾患を患っており、それがきっかけとなって一時は命にも関わる状態に陥ったのだそうだ。体調悪化の状態は数週間続き、体重も10キロほど落ちたが現在は容態も安定。しかし、重度の発声障害を併発しており、現段階では声を発する仕事の続行は不可能。一旦、主治医がいる海外に戻り精密検査を経た後、活動再開に向けて治療に専念するという。
また、同日に「GACKTからLOVERSの皆様へ」と題した文章も発表。GACKT本人からファンに向けてのメッセージで、今回の体調異変はGACKT曰く「何年かに一度、起きてるやつ。まあ、慣れてるっちゃ慣れてる。ここ最近は起きてなかったから、調子良くなったのかなって思ってたんだけど」とのこと。今後については「悔しいけど、すべての活動は休止させ、治療に専念します」という。休止期間は明言しなかったが、「必ず帰ってくる」とファンに誓った。
ネットでは《食生活も極端だし、仕事も自分を追い込みすぎで、中年になり無理がきかなくなったんだと思う。セーブする勇気も必要》《ものすごいトレーニングをしているのに炭水化物を一切摂らないと聞いた時から、いずれ大きな病気をするんだろうなと思いましたが、やはりですね》など、普段から過度に節制した生活を送っていることが原因ではとする声が多く寄せられた。また《幼少期からの神経系の疾患によりって、それで突然10キロも痩せる重篤な症状になるかなぁ? 時期的にみて、コロナ感染によってというのが普通に推察される》《海外から帰国後、体調を崩してとあるがコロナの症状なんじゃないか? PCR検査も陰性とは出てないし怪しいなー》など新型コロナの感染を疑う声も飛び出した。
「GACKTは新型コロナが流行し出した当初は、かなり危機感を持っていました。昨年6月に『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)にテレビ電話で出演した際には、日本の感染対策の現状について『言葉を選ばずに言っていいのであれば狂ってますよ、かなり。危機感が足りない』と発言していましたが、今年5月には動画配信サイト『17LIVE』で『皆さん、ちょっとコロナよくないすか? もうあんまり神経質になること止めないですか?』『もう風邪ですよ、風邪。例年、風邪でなくなる方もいっぱいいるわけですから。風邪ですよ』と考えを180度転換。そのような経緯から今回の“GACKTコロナ感染疑惑”が飛び出したのでしょう。しかし、本人が“コロナは風邪”と言っているなら神経系疾患といつわる必要はなく、今のところ信憑性はありません」(芸能記者)
GACKTが主演する映画『翔んで埼玉2』の製作も始まったばかり。一刻も早い回復と原因特定が待ち望まれる。
(柏原廉)