お笑いタレントの有吉弘行が9月26日、自身のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN)に出演。間もなく訪れるハロウィンシーズンでのお祭り騒ぎについて懸念を示した。
有吉は間もなく10月に入ることに触れ、「あっという間! なんか! コロナで何にもしないままもう2年!」と飲みに行くことも出来ない現状を嘆いた。さらに「学生はかわいそうすぎるだろ、マジで」「卒業式、卒業旅行もできない大学生、かわいそうになあ。なんとかしてやりたいなあ」と同情した。
さらにハロウィンが近づいていることにも言及。「9月30日に一応(緊急事態宣言が)解除ってなると10月30日までまだ1カ月だから(騒ぎたい人にとっては)全然OKだろ。出るぞ、これ。ヤバいぞ」と危惧。「まあ『やめてください』ってなるだろうけどね、渋谷とか新宿とかは。でも、あるよ」「『今まで我慢してきましたし、注射2本打ちましたし』って言ってさ。まあマスクぐらいは俺、すると思うけどね、みんな。けど、騒ぐのは騒ぐでしょう」と予想した。
有吉はさらに「おじさんがそれやったら終わりだよな。おじさんはせめて、たしなめる立場であってほしいけど、あるんだよな、おじさんたちも」と自身を戒めるように発言。最後は「本当にね、しっかりカボチャだけ食べてください、家で。どうぞ、扮装しないで」と呼びかけた。
ネットでは《確かに、年齢関係なく、ハロウィン騒ぎや夜の店に行く人は行く‥‥人によりますよね。でも、有吉さんのこのような発言をテレビやマスコミが取り上げることはとても影響力があると思いますよ》《今からでもいいから、ハロウィンやクリスマス、年末年始に向けて感染対策の強化と徹底をする必要があると思う》《確かにハロウィン、騒ぐ人は多そう。反動がなければいいけど》など、有吉の懸念に賛同する声が続出した。
「昨年のハロウィンでは渋谷の人出は例年より比較的少なく、仮装した人も少ないという報道がありましたが、それでも混雑はしていました。しかし、今年は緊急事態宣言やまん延防止措置の日数のほうが平常時の日数より長く、緊急事態が日常化している状態です。そんな中で人流を抑えるのは難しく、人出は昨年と同様かそれ以上になる可能性も高い。有吉の懸念通りになるかもしれません」(芸能記者)
昨年のハロウィンでは、有吉はツイッターで真っ赤に染まったバレエダンサーの画像を投稿。今年は扮装も自粛しておいたほうがいいかもしれない。
(柏原廉)