朝食の栄養価をアップさせたいけれど、玉子焼きを焼いたり野菜を切ったり……そんな時間はない! そんな日に備えて、“出すだけおかず”を常備しておいてはいかがでしょうか。そこで、たんぱく質を中心に、カルシウムや良質な脂質を摂り入れることができる優秀な食品を紹介していきましょう。
■個包装のチーズ
1口サイズになっている個包装のチーズは、“あと少したんぱく質をプラスしたい”ときの補助おかずとして大活躍。おやつとしても手軽に取り入れることができます。朝食を食べたけれども、「少し物足りない……」というときにも重宝しますよ。
■魚缶や卵豆腐
魚の缶詰は、焼いたり煮たりしなくても、手軽にたんぱく質やカルシウム、良質な脂質まで摂り入れることができるお助け食品。また、卵豆腐があれば、豆腐入りの味噌汁を作らなくても卵を焼かなくても、両者の栄養を摂取することができます。保存できる期間が比較的長いのもうれしいポイント。普段はおかずを作っているけれど、寝坊してしまった日などにもオススメです。
■ヨーグルト&きな粉
ヨーグルトときな粉は、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を同時に摂り入れられる組み合わせ。また、きな粉に含まれる大豆オリゴ糖が、ヨーグルトの腸内環境を整える働きをサポートしてくれます。これにバナナも常備しておけば、ヨーグルトにカットしたバナナを入れてきな粉をまぶすだけで、手軽に炭水化物も摂取可能。ご飯やパンをたくさん食べるのが苦手な、子どものサポート食としても便利ですよ。
どの食品も、買って冷蔵庫に入れておけばサッと食卓に出すことができるため、朝の負担軽減にぴったりです。子どもから大人まで、家族全員の健康管理に役立ててはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)