10月27日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)にゲスト出演した柄本明が、昨年3月に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した「ザ・ドリフターズ」の志村けんさんに対する思いを語ったことが反響を呼んでいるようだ。
この日の放送では「あなたは今、一緒に仕事をしたい有名人はいますか?」がトークテーマの1つに。これに対し柄本は「いるんですけど、亡くなられたから‥‥亡くなっちゃったから叶わないけど、志村さんですね」とコメント。柄本と志村さんは1987年11月から1993年9月まで放送された「志村けんのだいじょうぶだぁ」(フジテレビ系)、1986年4月から2020年1月まで放送された「志村けんのバカ殿様」(フジテレビ系)の両番組で、誰もが大笑いした「芸者コント」をはじめとする数々のコントを披露していた。
「延べにすると30何年(共演していた)。でも、ほとんど私語を交わしたことはないですし。もちろん打ち合わせみたいなことはしますけどそれだけで、あとは『おはようございます』『お疲れさまでした』ぐらいで」と意外なほどコミュニケーションの機会が少なかったことを告白。「やっていてやっぱりいちばん怖かったですね。緊張しちゃって」と回顧しつつ、「(もし叶うなら)やっぱり志村さんの番組のコントですかね、あれを続けてやりたかったなというのはありますね」と明かしたのだ。
「ネット上には『けんさんと柄本さんのコント、最高におかしかったもんなぁ。本当にもっと見たかった』『柄本さんでも志村さんに対して緊張したって言うのがよくわかるし、2人の新コントをもっと見たかった』『志村さんと柄本さんで「M-1グランプリ」に出場してほしかった』など、2人の掛け合いをもっと見たかったという声があがっています」(女性誌記者)
柄本の言葉に、志村さんも喜んでいることだろう。