嵐の大野智主演ドラマ「世界一難しい恋」(日本テレビ系)が、平均視聴率16%の好成績で終了した。気になる鮫島零治(大野)と柴山美咲(波瑠)の恋の行方は、おおむねハッピーエンド、ほっこりとする内容の最終回となった。
そんななか、視聴者を驚かせたのが、櫻井翔の「NEWS ZERO」キャスター役での登場。その出演場面に、ネット上では「櫻井キターー」「嵐ってこーゆうの多いよね。最終回特別共演」といった喜びのコメントが殺到。だが、その一方で「櫻井クンのシーンはいらないから」「零治と美咲の結婚式観たかった」「番宣?」といった声も散見されたのだった。
「日本テレビは、1月期の連続ドラマ『ヒガンバナ』『怪盗 山猫』『臨床犯罪学者 火村英生の推理』で、それぞれのドラマの主演者が役のまま別のドラマに出演するというサプライズ演出をやり視聴者を煽りました。しかし、ふたを開けてみればただ画面に現れただけで、シーンに絡むこともなく中途半端な登場に。これには視聴者からも大ブーイングが起こったのですが、またやるとは‥‥。今回はちゃんと絡みもあり、それなりにシーンとしては成立していましたが、最終回の終盤は高速展開だったので、櫻井のシーンよりは零治と美咲のシーンをもっと優先させるべきという声も頷けます」(芸能記者)
現在は“視聴率王”として好調な日テレだが、ドラマファンの反発を招くようなやりすぎ演出にはくれぐれもご用心と言いたい。