水谷豊主演ドラマ「相棒20」(テレビ朝日系)の第7話が11月24日に放送され、平均視聴率は15.0%と前話の11.0%から4ポイントアップした。
この日は、水谷演じる杉下右京の4代目相棒・冠城亘役を務める反町隆史が、来年3月まで放送される今シーズンをもって卒業することが同局から発表されたばかり。視聴者からは「冠城亘が卒業するので1回1回ちゃんと見ようと思います!」「冠城卒業と聞いて、録画ではなく、生で見ました」「反町さんの相棒大好き。最後まで、堪能しよう!」など、視聴率アップは冠城卒業ニュースが大きく貢献したようだ。
今話は、深刻な汚染が疑われる川で、成人男性が死亡。続けて、4歳の男の子が意識不明の重体で発見される。捜査に動いた杉下と冠城の前に、男の子の姉・百花(米村莉子)が現れ“かわおとこ”という妖怪に連れ去られたのだと告げるのだが‥‥。
いつもは冷静沈着な杉下には、幽霊や怪奇現象が好きという一面もあり、今回は妖怪に興味を示す。そして、事件が明らかになるという展開。
「今話に対する感想は『やっぱり一話完結がスッキリするし面白い』『右京と百花ちゃんとのやり取りにはほのぼのとさせられました』など納得の回だったようです。庁内でのゴタゴタがなく、相棒2人が飄々と事件の真相に迫っていく、という流れが“相棒ファン”好みのストーリーのようですね」(テレビ誌ライター)
今後は、冠城がどのように特命係から去るのか。どんな布石があるのか。視聴者の興味は尽きないようだ。