不貞報道といったさしたるスキャンダルが報じられていないにも関わらず、23年に及ぶ夫婦関係にピリオドを打ったのは、お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明と、女優の鈴木保奈美である。
2人は7月16日に石橋のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」にそろって出演し、「子育てがひと段落したことを機に、今後は所属事務所社長と所属俳優として新たなパートナーシップを築いて参ります」との説明がなされた。
2人が結婚したのは1998年11月で、いずれも再婚同士。「文春オンライン」の報道によれば、先に離婚の意思を固めていたのは鈴木で、およそ3年ほど前から石橋と袂を分かつ計画を立てると、末っ子の娘が高校を卒業したのを機に発表という形をとったのだという。
鈴木は結婚後に芸能界を引退し、1999年に長女を、2000年に次女、2002年に三女をもうけたが、その頃の石橋といえば、とんねるずとしての活動が「超多忙」だった全盛期。加えて、関係者らとの飲み歩きの日々が続き、鈴木は1人で3人の子供を育て上げ、「3年ほど美容院に行く間もなかった」とも漏らしていたという。
「さらに、石橋のモラハラめいた行動が2人の間に溝を作ったキッカケにもなったと同誌はつづっています。娘らが小学校へ進学したタイミングで、鈴木は女優としての活動を再開させたのですが、昔気質の石橋はこれに難色を示し、『撮影が終わったらすぐに帰宅』『夕方には必ず連絡を入れる』『共演者と必要以上に仲良くしない』との三原則を指示。また、2018年に『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が放送を終了し、石橋の仕事は激減した上、コロナ禍で在宅時間が増加。鈴木は『これ以上は我慢できない』『1人になりたい』と離婚を実行に移したといいます」(テレビ誌ライター)
やはり、この芸能人夫妻にもコロナ禍が与えた影響は大きかったようだ。
(木村慎吾)