女優の後藤久美子と元F1ドライバーのジャン・アレジの長女、エレナ・アレジ・後藤が22年1月放送のドラマ「DCU」(TBS系)で女優デビューすることを12月17日、TBSが発表した。
ドラマ「DCU」は水中の操作に特化した架空の組織「Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)」が水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリー。エレナは2話からのゲストで謎多き外国人、シルバ・マリア役で出演する。
エレナはフランス生まれで、4歳から高校までスイスで生活し、17年10月から母の後藤と同じ芸能事務所であるオスカープロモーションに所属。18年から日本に拠点を移してモデルとして活動してきたため同作が演技初挑戦となる。
エレナは出演に際して「この仕事が決まった時、演技をやったことがないのでちゃんと出来るのかなとプレッシャーも感じていました」と緊張を見せつつも「母もセリフを覚えるのを手伝ってくれて、プレッシャーでちょっとストレスを感じていた時には『一緒に会話するだけだからナチュラルにやっていけば大丈夫』とアドバイスをくれました」と後藤からも助言を受けたことを明かした。
TBSの伊与田英徳プロデューサーは4~5年前のスイス大使館のイベントで初めてエレナに会ったことを明かし、「自然体なんだけどなぜか目が彼女に向くという、オーラといいますか、気品のある華やかな印象を受けました。今回この役を誰にオファーするか考えた時にその時のことを思い出したんです」と語った。
しかし、ネットでは《25歳には‥‥見えない》《改めてゴクミさんの美貌は素晴らしいと。お父さんに似ちゃったのかな?》《美人だけど日本人好みの顔ではないんだよね。日本人の感覚だと実年齢よりだいぶ大人っぽいし》《美貌過ぎた母親の外見は引き継いでおらず、その母親は大根だったから、親の七光とも形容できず、なんとも言いようがありません》など厳しい声が続出した。
「母親の後藤はデビュー当時、小麦色の肌でスレンダーな体型、爽やかな容姿から“国民的美少女”と称されました。エレナはどちらかというと父親似の顔の濃さと肉感的なボディで、後藤とは違うタイプ。母親とのイメージの違いに驚く人が多いのかもしれません。
とはいえ、俳優の仲野太賀や村上虹郎、新田真剣佑、駿河太郎、女優の趣里など最近の2世タレントは親のイメージを引きずらず、独自のタイプを打ち出している者も多い。エレナも母親とは違うイメージを打ち出して、頭角を現してほしいところです」(芸能記者)
まずは初出演となるドラマでどれだけ爪痕を残せるか、だろう。
(柏原廉)