阿部寛主演ドラマ「DCU」(TBS系)が1月16日にスタートし、平均視聴率は16.8%の好発進となった。
同作は、ハリウッドと共同制作のオリジナルドラマで、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行う架空のスペシャリストDCUが、海上だけでなく危険極まりない日本全国の河川や湖など、あらゆる水中を捜査して事件を解決するというもの。
DCUを率いるのは新名正義(阿部)隊長。そのバディには、かつて水難事故で新名に救出された瀬能陽生(横浜流星)。新名の部下となるDCU第一部隊のダイバーには副隊長の西野斗真(高橋光臣)、成合隆子(中村アン)、大友裕也(土佐兄弟・有輝)、森田七雄(岡崎体育)。サイバー分析のスペシャリスト・神田瑠璃(趣里)。新名の妻でDCU科学捜査班班長に黒江真子(市川実日子)らが脇を固める。
高視聴率発進とはなったものの、視聴者からは「いまいちかな。人間関係がよくわからないまま進んでついていけなかった」「期待外れ? 東京MERみたいな勧善懲悪系のスカッとするお話かと思っていた」「東京MERの水中版。自信過剰。完璧な仕事。あーあ食傷」など不評コメントが目立った。
「視聴者が特に気になっていたのは、同帯のドラマが『キャストに演出、毎回似たようなもんで飽きる』『同じような演出、キャスティング』など“既視感”があり、新鮮味に欠けるようです。阿部はこの枠で『新参者』『下町ロケット』『ドラゴン桜』で主演を務めましたからね。キャスティングで飽きられるのも仕方がないでしょう」(テレビ誌ライター)
来週も高視聴率を維持できるかどうか注視したい。