1月18日、俳優の中村倫也が都内で行われた映画「ウェディング・ハイ」完成披露舞台挨拶に出席。共演の向井理から意外な一面が明かされた。
映画のテーマがクセ者ぞろいの結婚式。その設定にちなんで、舞台では自身や共演者のクセ者ポイントを発表する流れに。ここで中村は「この中でいちばんクセが強いのは向井理だと思いますね。ボケがわかりづらい。自分の2メートル先ぐらいにまでしか聞こえない小声でずっとボケてる」と回答。続けて「さっき(あいさつ時)もクールでカッコよくしてたけど、この人、本当は今ボケたいんだろうなと見ながら思ってました」と説明した。
すると、向井も「倫也も変わってる」と仕返しして見せたが、これが中村ファンを喜ばせることになるのだった。
「向井が語った中村のくせ者ぶりとは、見た目と内面のギャップでした。『ほわっとしているように見えて、ものすごく熱い一面がある』と話し始め、エピソードとして『去年、舞台で共演した時に、千秋楽を迎え最後のあいさつが終わった瞬間に30名くらいのキャスト全員と熱く握手を交わしてた。熱い気持ちがある人だけどそれを見せない』と暴露。これはどう考えてもクセ者エピソードではないですよね。話した向井さんの優しさが伝わり、ファンはウットリしたのではないでしょうか」(芸能ライター)
そんな好感度の上がる中村のエピソードについて、ファンは「見た目はもちろん、内面もイケメン過ぎることは知ってた」「コミュニケーションを大事にしているのはいつも評価が高いよね」「おとなしそうに見えるけど、しっかりしてるのはファンであれば知ってること」など、納得の反応だったようだ。
「中村は、菅田将暉や松坂桃李、佐々木希らが所属する大手芸能事務所『トップコート』に在籍していますが、事務所の忘年会では毎年締めのスピーチを担当するなど、本当に兄のように慕われているようです。数年前に放送されたラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でも、菅田は中村について『昔からお世話になってる先輩』と紹介。初めての舞台に挑む際、菅田が悩んでいると、中村がその様子に気づいて相談に乗ってくれたそうで、中村はニヤニヤしながら『でも若い時にできないことを知るっていうのもいい時間なんじゃない?』といった言葉を残してくれたそうです。それについて菅田は『ちょっと俺としてはマジで救われて。半泣きになりながら「ありがとうございます」みたいな』と話していましたね。ニヤニヤというのが不思議ですが、そういった熱い部分を前面に出さないようにする照れ隠しなのでは、というのがファンの見解だそうです」(前出・芸能ライター)
ところで、事務所の後輩である菅田は昨年末に小松菜奈と、松坂は20年末に戸田恵梨香とそれぞれ結婚。熱い男のそっち方面の話題も気になるところだ。
(塚田ちひろ)