6月20日、プロフィギュアスケーターでタレントの織田信成が、自身のブログで「この度、第三子を授かりました。現在、妊娠5カ月になり安定期に入りましたのでご報告させて頂きます」と妻の妊娠を発表した。
「織田はすでに2人の男の子のパパですが子煩悩で有名です。あの無邪気なキャラそのままのようで、奥さんは子どもが3人いるようだと言っていましたから、さらに1人増えると奥さんは大変ですね」(週刊誌記者)
さらに、ベテランのスポーツライターは言う。
「織田は以前、生まれ変わったら公務員になりたいと語っていたほど家族を養うのに“安定”の必要性を実感していたようです。プロのフィギュアスケーターが選手としての収入だけで家族を養うのは厳しいですが、いまや織田はスケートの解説だけでなく、情報番組やバラエティ番組などでタレントとしても活躍しています。生活の不安がなくなり、安心して3人目を考えることができたんじゃないでしょうか」
織田のように、仕事に幅を持たせられるのは限られたトップ選手のみ。14年に突然引退を表明した町田樹も、セカンドキャリアに向けての引退だと語っている。
一見すると華々しい世界だが、引退後の生活は切実な問題。一般社会に一歩踏み出せば、世界レベルの滑りができてもつぶしがきかないのだ。
(芝公子)