女優・清原果耶が民放連ドラ初主演となる火曜ドラマ「ファイトソング」(TBS系)の第3話が1月25日に放送され、世帯平均視聴率は8.2%と前回より0.1ポイントアップ。2ケタ視聴率獲得に向けて、様々な仕掛けが盛り込まれているという。
空手の日本代表を目指すも夢破れ、人生どん底の主人公・木皿花枝(清原)が、持ち前のスポーツ根性で逆境だらけの運命に立ち向かっていくこのコメディ。第3話では、一発屋のミュージシャン・芦田春樹(間宮祥太朗)と期間限定で“恋の取り組み”をすることにした花枝は、中華街へ初デート。待ち合わせ場所で会うなり、芦田は花枝の手を取り歩き出すなどデートは終始いい雰囲気。夕日を見ながら芦田は花枝に「俺、もっと好きになりたい。もっと君のことを知りたい。もっと恋したい。もっともっともっと恋を知りたい」と思いを告白。そして「いいかな?」と唇を近づける展開に、ネットでは、「まじか!」「そこで終わるのずるい!」などのコメントが殺到した。
そんな中、視聴者の注目を集めているのが、視聴者参加型の「なんなんボタン」だ。
「“なんなん”とは主人公・花枝の口癖。カッコよすぎて、切なすぎて、衝撃的すぎて、思わず『なんなん?』と思った時に視聴者が押して楽しめるコンテンツです。毎週、“なんなん”が最も高まった瞬間には“瞬間最高なんなん”のスペシャル演出も楽しめるなど、視聴率アップにひと役買っているようです」(芸能ライター)
視聴率アップを狙う仕掛けはそれだけではない。このドラマの見せ場はラブコメ要素だけでなく、花枝を演じる清原の空手のシーンも話題。清原は、昨年11月から厳しいスケジュールのなか週3回のペースで空手道場に通い腕を磨いてきた。指導してきた道場長も、もともとバレエをやっていた清原の柔軟性を高く評価。続ければ黒帯はもちろん、間違いなく一流の選手になると太鼓判を押しているのだとか。第4話では、再び空手のシーンが登場。視聴率アップの起爆剤になりそうだ。
清原も民放連ドラ初主演だけに、2ケタ視聴率を狙いたいところだ。
(窪田史朗)