タレント・小島瑠璃子が2月8日、自身のツイッターアカウントを更新し、北京五輪・スキージャンプ混合団体でスーツの規定違反により失格となった高梨沙羅について言及した。
高梨は1回目のジャンプで、スーツの両もも回りが規定よりも2センチ大きかったとして失格に。目を潤ませた状態で挑んだ2回目には、98.5メートルを飛んだが、泣き崩れる高梨の姿が多くの視聴者から同情を集めていた。
同日深夜、小島はこの規定違反騒動に関し、「外野がこんなに悔しいんだから競技に人生賭けてきた選手の悔しさはもう想像を絶する」とツイートすると、「スーツは事前チェック制になりませんか、、。」と主張。こうした事態を防ぐためにも、検査はジャンプの前に行うべきだと示した。
これにはフォロワーから「こじるりさん。悔しいです」「確かに」「高梨沙羅ちゃんめちゃめちゃ悲しすぎるよね」「ほんとにそう思います。めっちゃかわいそうです」など小島のツイートに共感するものや、「全員事前チェックがあって、競技後に抜き打ちで行うそうです。スーツを着替える不正を防止するため」「事前チェックにすると、チェック後にスーツを伸ばしてしまう人が出てきてしまいます」といった反響も寄せられた。
「今回の高梨の騒動については、各方面からも怒りの声が上がっており、脳科学者・茂木健一郎氏もSNSで『高梨選手は何も悪くない』とした上で『こんな予測可能性のない愚鈍でタコでクズなレギュレーション』と表現。また、タレント・武井壮も2月8日放送の情報番組の中で、事前チェックの必要性を説きましたが、小島にだけは『さすが事前チェックがお好きですね』との皮肉のヤジも散見。
これは、昨年7月放送の『グータンヌーボ2』(関西テレビ系)で、小島が男性と交際する前に関係を持つことを告白し、世間をザワつかせた発言から引用したもの。小島は『(交際前に)いたさないと怖いです。いたす前に付き合うってどういう勇気?』と“事前チェック”の重要性を訴えていたことから、今回の高梨を巡るツイートにも、一部から『付き合う前にいたす人はそう思うよな』『何事も事前チェックが大事ということだな』『関係ないですが、交際相手が妻帯者かどうかの事前チェックもしたほうがいいのと同じですね』『男性と身体の相性を事前チェックしてから付き合うこじるりさんらしい発言』『事前にいたさないとね』などといったツッコミがあがる事態となっています」(テレビ誌ライター)
小島からすると、競技の公平性を保つために発信したツイートだったが、昨年の発言があまりに衝撃的だったからか、今もなお、ネットでは“ネタ”としてヤジの材料に使われることに。
なお、スキージャンプのルール改正については、選手の不正を防ぐためにも、事前と事後の両方のタイミングで、公正な方法による抜き打ちチェックを求める声が多かったようだ。
(木村慎吾)