TOKIOのリーダー・城島茂が3月15日放送の「民放BS5局×TOKIO みんなでBSをつくろう! おぎやはぎの愛車遍歴SP」(BS日テレ)に出演し、高級外車のポルシェを購入した際のエピソードを振り返った。
29歳の時に初めて愛車を購入したという城島。「30歳になるくらいになったら、行きつけの寿司屋じゃないですけど、大人の男というのはマイカーを持っておかないと、そういう思いがあった」と振り返り、初のマイカーとなったトヨタ・ヴィッツは、友人に「85万円出すから、僕に譲ってくれへん?」と頼み込んで入手したのだという。
その後、城島が32歳になると金銭的余裕ができ、メルセデス・ベンツCクラスステーションワゴンを購入。それまでは車の価格は「2ケタのイメージだった」が、貯金が貯まり、ステップアップを図る意味でも「3ケタいっちゃいますか」と475万円で買ったと明かした。
さらに、結婚した2019年にはドイツの高級車ポルシェ・パナメーラをお買い上げ。城島は「家族が乗れるって考えた時にピッタリ」だと勧められたといい、「スーパーカー世代としては、ウズウズきた。ええなぁって。ディーラーとか中古車の(詳しい)友達とかに聞いて、オークションで競り落とした。新車では高いので」と中古車から選び抜いたと説明。
すると、同車をメンテナンスしてくれたディーラーから「パナメーラはいい車ですよね。結構前に長瀬さんが新車で買っていきました。新車で即、買っていただきました。試乗もせず」と告げられ、ショック。昨年春にTOKIOを脱退したボーカル・長瀬智也による新車の“即決購入”を知り、城島は「僕はオークションとかで手を尽くして、いちばん安いの探したんですよ。ディーラーに行ったら、『新車で試乗せずに買っていきましたよ』って。凄いですよね。次生まれ変わったら、僕、ボーカルになります」と語っていた。
「金銭感覚の違いなのか、それとも、長瀬と城島にグループ内格差があったのかはわかりませんが、このエピソードに対し、ネット上では『中古でも新車でも自分が欲しくて選んだ車を所有できるのは幸せ』『別にいいじゃない。乗りたい車に乗るんだから』『ファミリーカーでポルシェに乗れるんだから、羨ましいです』などの声があったほか、『リーダーの人柄が出てますね』『城島さんらしくて好感持てます。だからといって長瀬さんに好感を持てない訳ではありません。人それぞれだからね』『家族を大事にして無理せず車を買ってるリーダーは等身大で好感持てますよ』『城島さん、自身の話を面白くお話されたり、元メンバーの話題を出しながら、あげるような話をされたり、最後もオチがあったりして人間的に尊敬します』などと、好意的に捉える反応が集まりました。面白おかしく自分を下げつつ、豪快な長瀬の買い物を、オチをつけながら話す姿も、世間からは好評だったようです」(テレビ誌ライター)
柔和な人柄で知られる城島リーダーらしいエピソードトークだったと言えそうだ。
(木村慎吾)