フリーアナウンサーの田中みな実が4月16日放送のラジオ番組「田中みな実 あったかタイム」(TBSラジオ)に出演し、食事会で呆然とされてしまった行動を明かした。
この日のゲストとして登場した、映画評論家でお笑いタレントのコトブキツカサは、昨年末に同番組のスタッフらとともに参加したという鰻店での打ち上げについて言及。店内での注文は番組の顔である田中が「みんなこれ食べる?」「若いんだからいけるでしょう?」などと仕切っていたと説明し、「本当に感謝しています。高価なウナギを奢っていただいて、しかも僕は参加もさせていただいた。本当にありがたいんですけど‥‥」と、不満を感じた点について切り出した。
コトブキは、その食事会がコロナ禍以前より皆が待望していたものだったとし、ようやく一堂に会したほかの参加者が前菜を食べてゆっくりと過ごす中、田中はメインのウナギをさっさと食べ終えてしまったというのだ。「慰労会を兼ねた集まりだったにも関わらず、1人、ウナギを食べ終わったら、『この後、エステがある』ということで、会計を済ませた上で、一目散に帰りましたよね」「番組の食事会で、メインパーソナリティが“エステがあるからお先です”って。ちょっと呆然としました」と、幹事がすぐにいなくなってしまったと明かした。
この“クレーム”を受け、田中は「いろいろ間違ってる。まず、エステじゃなくて整体ね」と反論。続けて、早々と退店したことについては「私、こういう時に帰るタイミングを逸しちゃうのが嫌なんです。皆さん、だんだんお酒が入ったりとかして、私からしたらどうでもいい話をして。だから私、ランチとかお茶にするんですよ」と釈明した。
また、「夜に行くとキリがないじゃない? 単純に家に帰りたくなっちゃうんです、急に。だから友達と会う時も『2時間だけね』と先に言っておくんです」と、普段からあらかじめ時間を決めているという。
「この行動に対し、一部からは『最初から告げておかずに突然帰るのは大人としてダメだと思う』『独身の理由がわかる。とにかく自分中心』などといった声もありましたが、大半は『ささって帰れる人羨ましい』『パッと帰れる付き合いは大事』『すごい。これが出来るのもいいなぁ。しっかり自分の意思を持って、ブレないところ』『自分もダラダラと遅くまで続く宴席が好きではなく、そのような飲み方を好む人の集まりは次に誘われても参加するのが億劫になります』『田中さんの立場とキャラならアリなんじゃないの?』と支持するものに。とりわけ、ほかの参加者の会計も済ませ、幹事としての役割を担った点にも『かっこいい!』『みんなにウナギを奢った上でサッサと帰ったのか。イケメンやな』『良くも悪くも凄い』など、好印象を抱く人も多かったです」(テレビ誌ライター)
何かとカドが立ちそうな田中の行動ではあるが、自らのポリシーを曲げずに貫き通す姿は、いかにも彼女らしいものだと言えるかもしれない。
(木村慎吾)