映画監督で俳優の榊英雄、俳優の木下ほうか、園子温監督らによる“性被害”が次々と暴露されてきた。これら卑劣な行為は、芸能界において「今に始まったことではない」と、取材歴30年以上の芸能記者は言う。
まずは、現在もお笑い芸人として活躍するA。1990年後半頃から後輩芸人を連れて食事に行き、その後に高級カラオケボックスでドンちゃん騒ぎをするのが好きだったという。そこには、Aの名前を使って後輩に手配させたグラドルやモデルが呼び出されていたそうだ。
「Aの卑劣なところは、決して自分は手を下さないところです。ひどい目に遭ったと訴えた女性・B子さんは、ボックスに入るなり強いお酒を飲み干すよう強要され、フラフラになったところで後輩芸人たちに囲まれ服を脱がされました。そこで、いきなり髪をつかまれ、口で男を気持ちよくさせるよう命じられ、彼女の大切な部分に部屋に活けてあった花をツッコまれ、おもちゃのように扱われたそうです。B子さんは芸人たちに囲まれ、恐怖で抵抗することもできなかったと泣きながら話してくれました。当時彼女は、テレビに映るAを目にしただけで、吐き気をもよおすほどの状況だったそうです」
Aの記憶の中に、この女性にした仕打ちは残っているのだろうか。(写真はイメージです)