俳優・高橋一生主演の金曜ドラマ「インビジブル」(TBS系)の第2話が4月22日に放送され、世帯平均視聴率7.0%と初回より2.4ポイントも急落。さらに高橋とタッグを組む女優・柴咲コウが社長を務めるアパレル会社が5期連続赤字でピンチであることも報じられ、心配する声が上がっている。
このドラマは、事件解決のためにはどんなグレーな手でも使う刑事・志村貴文(高橋)と、“インビジブル”と呼ばれる犯罪コーディネーター・キリコ(柴咲)が異色のタッグを組む前代未聞の犯罪エンターテインメント。放送前から話題になっていたが、第2話にして視聴率7.0%は意外な数字と言えよう。
「世帯平均視聴率こそ急落しましたが、録画して視聴する視聴者も多く、ネットでは『インピジブル録画して見たんだけど面白かった。継続視聴確定』『今期いちばん楽しみにしてたドラマ。高橋一生さんの見ごたえのある演技力。そして柴咲コウさんは美しい』『金曜ドラマはだいたいこんな数字なので気にしないほうがいい』といった好意的な声が数多く寄せられています。異色のタッグによる攻めた企画内容。回を追うごとに大きな注目を集めそうです」(テレビ誌ライター)
その一方で、柴咲が経営するアパレル会社の赤字は、かなり深刻のようだ。
「4月25日に配信された『日刊ゲンダイDIGITAL』では『前々期よりも赤字幅が拡大している。昨年に引き続き減資を行うなど再起の道を模索しているようですが、売上の向上やリストラ、資本提携を行うなど何か手を打たないと、このままでは事業の継続が難しくなってくるでしょう』と報じています」(女性誌記者)
昨年6月に発売された「女性自身」によると、2020年5月には資本金が1億6000万円から8500万円へ減額。2021年5月に発表された決算公告によると約6800万円の赤字であったことが報じられている。
しかし、こうした事態が柴咲を女優業に邁進させていると見る声もある。
「柴咲は現在放送中の『インビジブル』に加えて、今年2月には初監督を務めた映画『巫KANNAGI』が公開され、4月末には主演映画『ホリックxxxHOLiC』、さらに9月にはヒロインを務める映画『沈黙のパレード』、今冬には映画『月の満ち欠け』が公開予定。会社を立て直すためにも、女優業に力を入れているのかもしれません」(前出・女性誌記者)
4月22日には、ディオールのビューティアンバサダーに就任したことも明らかになった柴咲。理由はどうあれ、メディア出演が増えることはファンにとっては喜ばしいことと言えるだろう。
(窪田史朗)