5月3日に神奈川県内の自宅で死去した渡辺裕之さん(66)。関係者によると、渡辺さんは3日午前に自宅地下のトレーニングルームに入室。妻の原日出子が昼頃、昼食ができたと呼びに行ったところ、ぐったりしている渡辺さんを見つけたという。原は憔悴しきっているため、コメントできる状況にないとのことだ。
芸能界屈指のおしどり夫婦として知られていた渡辺さんと原は、1990年7月9日放送の単発ドラマ「夜行殺人列車“倉敷の女”」(テレビ東京系)の恋人役で共演したことがきっかけで交際スタート。高校時代の同級生だった前夫との間に長女がいたが、すぐに渡辺さんに懐いたそうで、その長女の後押しもあって1993年に結婚。その後、1男1女にも恵まれた。2009年には短編映画「雪の花」で初めて夫婦共演。映画「カメラを止めるな!」で一躍有名になった上田慎一郎監督の最新作で今年1月公開の映画「ポプラン」でも、主人公の両親役で共演したばかりだった。
「渡辺さんは『カメラを止めるな!』の熱狂的なファンだったそうで、『ポプラン』に夫婦で出演できたことをとても喜んでいたのだとか。ネット上には『渡辺さんととても仲がよかった原さんが心配』『ぐったりした渡辺さんを発見した時の原さんの心情を思うと、とにかく気持ちが落ち着くまでそっとしておいてあげたい』『お子さんたちにはしっかりと原さんを支えてあげてほしい』など、原を気遣う声があふれています」(女性誌記者)
いつの日か、また元気な笑顔を見せてほしいものだ。