5月3日放送の「ものまねグランプリ」(日本テレビ系)でMr.シャチホコや松浦航大、荒牧陽子ら番組の常連を差し置いて優勝を果たした「KINZとK-ing(キンジとキング)」。2人は福岡を拠点とした7人組の「CHAGE&ASKA完全コピーバンド」の一員で、優勝決定戦で歌ったのは「YAH YAH YAH」だった。ブロック予選では「SAY YES」を歌い、最高得点で突破。チャゲアスのファンクラブに入っていたという審査員の新妻聖子はKINZとK-ingの歌声を聞き、「今も泣きそう」と感動を表現。同じく審査員だった土屋アンナも「(2人の)ファンクラブに入ります」と称賛した。
「ところがネット上ではこの番組に対し『ものまねというより歌が上手な人のカラオケ大会』と批判する声が相次いでいるようです。そんな状況下でひそかに注目を集めているのが、2020年10月1日付で8年間勤務していたNHKからTBSのアナウンサーとして移籍した南波雅俊アナです。南波アナは元高校球児で、現在は平日と日曜の夕方に放送されている『Nスタ』の月曜、火曜にレギュラー出演しているほか、スポーツ実況全般、『SASUKE』『炎の体育会TV』などの不定期放送番組も担当しています。
TBSのアナウンサー名鑑には《特技・さまざまな歌モノマネ。主にB’z。ファンの皆様、ごめんなさい! でも、私も「Brother」の一人です!》とあり、その言葉に偽りなし。昨年9月21日放送の『THE百王~100秒クギヅケ動画SHOW~ものまね百王選手権SP』(TBS系)では、B’zの『ultra soul』を歌いながら、稲葉浩志、Mr.Children・桜井和寿、山崎まさよし、河村隆一、福山雅治、尾崎豊、バカリズムのものまねを順に披露。共演していた芸人らを抑え『新世代部門』で優勝を果たしたほど。『ものまねグランプリ』が放送された朝にも『ラヴィット!』(TBS系)に秋山竜次扮する“天才子役の上村みち”とともにVTR出演。B’zの『イチブトゼンブ』を稲葉浩志になりきって歌い、上村みちに扮していた秋山から『迫力に押しつぶされそうになった』と真顔で感想を言われていたため、『南波アナが局の壁を越えて「ものまねグランプリ」に出演してくれたらよかったのに』と願う声がネット上にあがることとなったようです」(女性誌記者)
TBSには、南波アナが他局のものまね番組に出演することを許す度量を見せてほしいものだ。