俳優の米倉涼子が、今年1月に配信された主演ドラマ「新聞記者」(Netflix)に続き、新作主演ドラマの撮影に入ったと6月14日発売の「女性自身」が報じた。
しかし、それは世間が待望する「ドクターX」(テレビ朝日系)ではなく、ネット配信のドラマで、事件に巻き込まれて殺害された被害者の遺体を修復する役を演じる。この撮影は夏まで行われ、終了後は渡米して11月からのニューヨーク公演のミュージカル「CHICAGO」の稽古に入る予定だという。そして同公演は、12月に日本で上演される予定だそうだ。
「米倉は、2021年10月期に放送された『ドクターX~外科医・大門未知子~第7期』(テレビ朝日系)以来、地上波ドラマには出演していません。彼女は現在独立して、個人事務所の社長でもあるので、米倉の双肩にはスタッフの生活もかかっています。ネットドラマは、地上波ドラマよりもギャラがよく、主演俳優には総配信数に応じてインセンティブがあるため、米倉のような数字を稼げる俳優にとっては魅力的なのでしょう」(民放関係者)
米倉にインタビュー経験のある記者はこう分析する。
「米倉にとってロキシー・ハートは“運命の出会い”で、『CHICAGO』はライフワーク。この役に恋をし“極めたい”という思いが非常に強い。そのために、ミュージカルの演者として、歌もダンスのスキルもいっそう磨きたいと思っているはずです」
「CHICAGO」に全力投球することから逆算、ほかの仕事を組み立てているのかもしれない。