お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが主演を務めるドラマ「極悪女王」(Netflix)で、共演する女優の剛力彩芽と唐田えりかの撮影現場での様子や“役作り”について7月26日発売の写真週刊誌「FLASH」が報じた。
同誌によると7月某日の早朝、剛力と唐田の2人は都内の川沿いで撮影。同ドラマは1980年代の女子プロレス界を舞台に人気悪役レスラーだったダンプ松本の半生が描かれるが、剛力はダンプ松本率いる「極悪同盟」と対立する「クラッシュギャルズ」のライオネス飛鳥役を、唐田は相棒の長与千種役を演じている。
同ドラマについては以前、ゆりやんに対し役作りとして“50kg増量指示”が出たことも話題になったが、剛力、唐田も例外ではないという。2人はともに今年1月から体作りに励み、互いに10kg近くまで増量したという。しかしもともと体型が細いこともあり、食べても体重が増えず目標体重までには届いていないとか。特に剛力に関してトレーナーは「あと5kgが限界では‥‥」とお手上げ状態だという。
本格的なプロレスシーンはこれからのため、まだ時間はあるが、スタントを起用する可能性も浮上しているとか。
ネット上では同記事に対して、《細過ぎるくらいの彼女たちに増量指示をしてまで演じさせるってハラスメント行為》《役作りでやせたり、太ったり、歯を抜いたり‥‥それがプロだという時代は終わったのではないでしょうか。多少の調整であれば、健康被害も心配しなくていいでしょうが》など役作りのあり方について製作陣への批判が多数書き込まれている。
「今年1月にゆりやんへ“50kg増量指示”があったとの報道が出た際は、ダイエットに成功したばかりの彼女を太らせることだけでなく、その数字の大きさにネット民は驚愕。企画・脚本を担当した放送作家の鈴木おさむ氏に対しても批判が殺到しました。鈴木氏は報道に対し『なぜ、嘘を書かれて炎上して叩かれなきゃならないのか?』とツイートしていましたが、結局ゆりやんは6月30日に行われた制作発表で30kg近い増量をしていることが明らかになりました。
役柄から予想できたとはいえ、剛力、唐田の2名も“役作り”という名の増量を行っていることが今回の報道で広く知れ渡ったため、製作陣に対して再び批判が集まるかもしれません」(芸能記者)
もし、役者の健康を考えずに企画ありきで制作が進んでいるとしたら、時代に逆行していると言わても仕方がないだろう。
(柏原廉)