ダイエットの最中、糖質やカロリーばかりを気にしていませんか? 実は、ダイエットを成功させるためには、糖質やカロリーのことだけではなく栄養バランスも考えることが大切で、これが乱れることで、“痩せにくくなる”こともあるようなんです。
管理栄養士のShieさんは、「糖質や脂質を控えることにフォーカスすると、食べる量や食品の種類も減り、微量栄養素などが不足しがちになってしまいます。微量栄養素は身体に必要な細胞を作り変えるなど、脂肪を上手に代謝できる身体づくりには欠かせません」と述べています。とくに、ビタミンB群、鉄分、亜鉛、カルシウム不足には注意が必要なんだそうですよ。
そのためにも、ダイエット中に間食をして上手に微量栄養素を摂取することを勧めています。例えば、次のような食材を取り入れるのもいいようです。
■栄養ブレッド
栄養ブレッドは、間食にピッタリなんだとか。例えば、「BASE BREAD」はチョコレートやメープル、シナモンなどの菓子パン風の味わいでありながら、植物由来のタンパク質、食物繊維、26種のビタミン&ミネラル、必須脂肪酸を含み、糖質もオフなんだそう。
また、妊娠中や産後の女性向けの「Minotte(ミノッテ)スイーツブレッド」は、乳酸菌やタンパク質配合で、低糖質。糖質50%オフであんこ入りの「anpan」は、ダイエット中でも美味しく食べられそうですよ。
■ケール・ユーグレナなどのパウダー
多くの栄養素を含むケールやユーグレナなどのパウダー系を間食に取るのもよさそうです。例えば、キューサイの「ザ・ケール マイルド風味」は、栄養満点のスーパーフードであるケールを飲みやすいようパウダー状にしたもの。普段の飲み物や料理、スイーツにプラスするだけで栄養補填ができるそう。
また、前出のShieさんによると、フルーツ味の「からだにユーグレナ やさしいフルーツオレパウダー」を豆乳にミックスする方法もオススメとか。ユーグレナには、食物繊維のパラミロン他、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、鉄、亜鉛などの微量栄養素が幅広く含まれており、豆乳は牛乳には含まれない鉄分を含んでいます。牛乳よりもエネルギー・糖質・脂質が低いことから、両者をミックスすることはダイエット中の間食に最適なんだそうですよ。
■魚系スナック
魚には、積極的に摂取したいカルシウムなどの栄養素がたっぷり。例えば、おやつカンパニーの「素材市場」シリーズは、魚に含まれるカルシウム、EPA、DHAの栄養素を手軽に摂れる栄養機能食品のスナックです。魚のすり身が生地にたっぷりと練り込まれ、魚の素材本来が持つ香りや風味を生かした味わいに仕上げられているとか。「さばのスナック(ほんのりレモン香る、うす塩味)」や「いわしのスナック(ほんのり生姜香る、甘辛醤油味)」など、味わいも工夫されているようです。
ダイエット中は微量栄養素が不足しないよう、くれぐれも注意してメニューを選びたいものです。そのための間食には、ぜひこれらの商品を参考にしてみてくださいね。