オダギリジョーが脚本・演出・編集・出演を務めるドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」(NHK)シーズン2の最終回が10月4日に放送され、ラストの展開に驚きの声が上がっている。
このドラマは、鑑識課警察犬係に所属する警察官・青葉一平(池松壮亮)が、相棒である警察犬オリバー(オダギリ)と不可解な事件に挑んでいくストーリー。前シリーズから10日後の世界を描いた今シリーズでは、11年前に失踪した美少女・北條かすみ(玉城ティナ)、そして事件の鍵を握ると思われた裏社会組織「関東明神会」の若頭・龍門(松重豊)も殺害され、その犯人探しが行われる中、神々廻(橋爪功)が怪しいと考える一平は捕まってしまったオリバーを助けるためにトントン牧場の地下に潜入する。
一平たちがオリバーを発見すると警報が鳴り響き、そこに神々廻たちが現れると、突然カメラが引き始め、なんと出演者たちが舞台の上にいることがわかるという展開に視聴者も仰天。ネット上には「見せ方が新しすぎてめっちゃ楽しい」「オダギリさんとNHK思いっきりすぎ」といった称賛が書き込まれた。
シーズン2の放送を終えたオダギリは、インタビューで続編について、「やりたいという気持ちももちろんありますが、基本的には視聴者の方々の反応を見て」としたうえで、「ただ、脚本を書くのもしんどい。可能性としては、ほかの人が脚本を書いて、ほかの人が演出したり、そういうことでもいいんじゃないか」とコメントしている。
「前シリーズでも話題になった豪華出演陣に加えて、今シリーズから松たか子や黒木華、さらには松田龍平・翔太兄弟も出演するなど、オダギリの作品なら出たいという俳優陣が目白押し。今作の手応え次第では『オリバーな犬』ムービーの可能性も感じさせます」(芸能ライター)
「オリバーな犬」がどんな形が帰ってくるのか、今後も話題となりそうだ。
(窪田史朗)