川口春奈主演ドラマ「silent」(フジテレビ系)の第3話が10月20日に放送され、世帯平均視聴率は7.1%だった。初回の6.4%、2話の6.9%から右肩上がりに伸びている。
今作は、主人公の青羽紬(川口)が、心から愛した同級生の佐倉想(目黒連)から急に別れを告げられ、佐倉は音信不通となった。時は流れ、青羽は佐倉の親友・戸川湊斗(鈴鹿央士)と結婚を前提に付き合っている。そんな折、8年ぶりに偶然再会した佐倉は、「若年発症型両側性感音難聴」を患い、ほとんど聴力を失っていた。
佐倉のために手話を学び始める青羽に、戸川は不安を感じるようになる。そんなある日、青羽と佐倉が2人で会っていることに出くわし、紬を取られるのではないかと疑心暗鬼に。佐倉の病気を受け入れられない戸川は、自分のモヤモヤした気持ちを青羽と佐倉の前でぶちまけ、泣き崩れるのだった。
視聴者からは「最後のシーンで涙腺崩壊。湊斗、いい子でピュアすぎる」「湊斗も佐倉くんのこと好きなんだね。ショックなんだね」「今日は湊斗に泣かされた」「毎回箱ティッシュ半分なくなる」など、熱い涙を流した視聴者が多かったようだ。
「青羽と佐倉の仲を疑い、温厚な戸川が闇落ちするのではないかと思いましたが、まったく外れました。視聴者は、想も紬も湊斗も、誰も悪くない、みんな幸せになってほしいという結末を望んでいるようですね」(テレビ誌ライター)
視聴率こそひとケタだが、今期注目ドラマの1つと言えそうだ。