AKB48のオーディションはウソで合格? タレントの野呂佳代が16年前の同グループ加入当時を振り返り、その真相を告白した。
野呂は2006年にAKB48の2期生オーディションに合格し、晴れて国民的アイドルグループとなるメンバーの一員に。同期には大島優子や秋元才加といった豪華な面々が顔をそろえるが、野呂によると「年齢、写真、足のサイズ、全部ごまかして合格しました」という。
10月19日放送の「上田と女が吠える夜」(日本テレビ)の「今こそ謝罪したい過去のあやまち」とのトークテーマにおいて、野呂は“ごまかしまくった”面接のエピソードを告白。「22歳だったんですけど、20歳くらいのほうが受かりやすいかなと思って、変えまして。写真は細くするためにちょっと縦に伸ばしました」と、加工までしてオーディションに臨んだと打ち明けた。
野呂は、AKB48のプロデューサー・秋元康氏がパーソナリティを務めるラジオ番組「いいこと、聴いた」の8月14日放送回でも、同エピソードに言及。年齢のウソに気付いた支配人が秋元氏のもとへ駆け寄り「どうしましょう」と慌てるも、同氏は「別にいいんじゃないの?」と、さほど気にしなかったという。
その後も、衣装スタッフから靴のサイズもウソだったとの報告を受けると、秋元氏は野呂を「絶対落とすな! だって面白いじゃん」と逆に評価。加えて、野呂が正直にウソだったことを告白した点も好印象だったようだ。
結果として、その気さくなキャラクターや豊かなボディでもファンの心をつかんだ野呂。しかし、そんな“ちょっとしたウソ”が命の危機につながったこともあった。
「AKB時代、野呂はバンジージャンプに挑戦する際、ロープの調整のために求められた体重申告でも7キロほど少なくサバ読み。すると、地上48メートルから落下中、野呂の重みによって『あれ? 水面がどんどん近づいてくるよ?』という状況になり、結果そのまま池に落下。一歩間違えれば大惨事になっていたケースで、バンジー後の野呂は恐怖で震えつつ、『体重ってのはキチンと言わないといけない』『ウソはついちゃいけない』などの学びがあったと振り返っています」(テレビ誌ライター)
オーディションはともかく、バンジーで死にたくなければ正直に体重を申告したほうがよさそうだ。
(木村慎吾)