“若さを売りにせず、知識や経験を積み上げ、自分の価値を高めるべき”。元HKT48でタレントの村重杏奈が、主に20代の女性が手を染めてしまうパパ活の実態と問題点について熱弁した。
年上男性とのデートや食事、さらには肉体関係の対価として経済的な支援を得るパパ活。11月20日放送の「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)では、この「パパ活」を議題に取り上げると、現在24歳の村重はこれを「理解できない。若さの浪費」と一蹴し、「パパって結構若い子が好きなんですよ。今のパパ活女子って、スゴいお金もらえるんです。稼いでる子だったら、月500万円とか1000万円とか」と具体的な金額を明かしながら説明した。
さらに、村重は「そんなに若いうちから美味しいご飯食べて、お金もらえて、とかで、そんなにお金を稼げてたら、皆だんだん価値観が変になってきちゃう。気付いたら大人になっちゃってて、そしたらパパから必要とされなくなった、と。『パパに切られた』っていうんですけど。パパ側から(関係を)切られるんですよ」とその実態を紹介。 年齢を重ね、“パパに切られた”女性たちの末路について「どうしようもできない状態になっちゃってるみたいな人が結構多い」といい、「だから、若いうちに若さを売りにして浪費するんじゃなくて、いろんな知識とか仕事とかして、女性は自分の価値を上げていったほうがいいんじゃないかなと、村重も思います」と熱弁した。
これには番組進行の黒木千晶アナも「すごいしっかりしてますね」と驚いていたが…。
「村重の解説には、黒木アナだけでなく、ネット上でも『若いのに大正論をおっしゃるので凄いと思います』『彼女なりの持論は明快で説得力がある』との声が寄せられ、好評でした。一方で『若さを売りにしているのはアイドルも同じでは?』『お前がそれを言うか』『AKBグループなどのアイドルなんて、若さを売りにして貴重な10代を浪費する筆頭でしょうに』などの指摘も。また、パパ活で若さを浪費することの問題点だけでなく、性犯罪に巻き込まれてしまう危険性や、パパ活自体が法律違反行為に抵触する可能性の高い行為であることも併せて強調する必要があるとの声も見られました」(テレビ誌ライター)
ともあれ、パパ活についてはあまりにも詳しかった村重。周囲に情報源が大勢いるのだろうか。
(木村慎吾)