デビュー40周年を迎えたにもかかわらず、依然として目立った活動を見せない歌手の中森明菜。彼女の最新の動向について11月24日、「Smart FLASH」が報じた。
同記事によると中森は8月30日に突如、ツイッターアカウントを開設。同時に新事務所によるホームページも開設したが、これをきっかけに多くの中森ファンは大みそかの「NHK紅白歌合戦」の出場に期待を抱いたという。
しかし、フタを開けて見れば紅白の出場歌手に中森の名前はなし。中森の新事務所の全貌も謎に包まれており、11月23日にニュースサイト「デイリー新潮」が報じたところによれば、メディアは正式な取材窓口すら把握していない状況。明らかになっているのは新事務所「HZ VILLAGE」の監査役を務める弁護士・K氏の存在だけだったという。
しかし、K氏に中森の活動再開予定をたずねたところ、HZ VILLAGEに取材対応窓口ができており、さらにそこから活動再開について回答があったという。22年中の活動再開については「現在は、中森明菜本人の体調回復を優先させていただいており、活動予定は今のところございません」ということで、年内に活動を再開させる可能性は低そうだという。
さらに紅白の出演については、「メディア出演に関するオファーに関して、HZ VILLAGE所属の中森明菜として、オファーをいただいたことは一度もございません」という回答だったという。
「これまで多くのメディアが中森の紅白出場の可能性について報じてきましたが、事務所の回答どおりであれば、そもそもNHKはオファーすらかけてなかったことになります。ファンの失望は大きいのでは」(芸能記者)
しかし、ネット上では同記事の内容について《やっぱりそんなことだろうと思った》《NHKは 「声かけたけど断られたから引き続き根気よく出演交渉していきます」っていう意味かと思ってたら、そもそも明菜ちゃんを誘ってすらいなかったのか》《ご本人のペースでいいのです。プレッシャーをかけるようなことはやめてください》《今年の凄まじくつまらなそうな紅白に、精神的負担をかけてまで中森明菜を出すなんてもったいない》などの声が上がっており、ファンは意外と冷静に、出場しないことを見越している人が多かったようだ。
紅白そのものへの期待値の低さもさもありなんといったところか。
(柏原廉)