忘年会やクリスマス、お正月など、暴飲暴食をしてしまいがちな年末年始。でも、太ると戻すのがなかなか大変! そこで、美味しく食べながらも太らずに済むコツを紹介していきましょう。
■食事カロリーは48時間単位で管理。食べ過ぎた分は2日目と3日目でチャラに
1日単位、1食単位で食べる量を管理できるなら、それに越したことはありません。でも、年末年始ですからそうもいきませんよね。特別なときくらいは美味しく食べたいものです。そんなときは、その後の2日間に気を付ければいいんです。といっても、完全に低カロリーにするのではなく普段の半分くらいに抑えればOK。夕飯を抜くとか、夜の炭水化物だけを抜くのも効果的ですよ。人の体重って、そのときドンと増えても、まだお肉として定着はしません。なので、定着前に食べる量を減らせば十分にチャラにできるんです。安心してくださいね。
■事前に食事を控えめにして体重を落としておく
ちょっとの食べ過ぎはOKですが、心配なのは食べ過ぎが続くこと。年末年始の落とし穴は、クリスマスあたりから延々と食べ続ける日が続いてしまうということなんです。今年は久しぶりの忘年会で予定がいっぱいという方も多いのでは? ここをうまく調整できれば太りません。忘年会の翌日はリセットデイ。クリスマス・イブとクリスマスで食べたら、その後2日間はリセットデイ。そのようにして、まめにカロリーを消去していきましょう。ちょっとの努力が確実に身を結ぶことにつながりますよ。
■ごちそうの一部を翌朝に持ち越す
食事って、その場の雰囲気や勢いなどさまざまな要素があいまって“美味しさ”につながりますよね。なので、その場で食べ尽くすのが、いちばん美味しい食べ方なのだとは思います。とはいえ、連日、食後のデザートを食べ続けたら? 深夜に食べてしまい、その後ですぐに寝てしまったら? もう分かりますよね。我慢できるときには、せめてデザートは翌日に持ち越してみてください。翌朝か翌昼にデザート、です。1個数百カロリーのデザートも少なくありません。これに気を付けるだけで痩せ効果大なのです。
■軽い運動を組み合わせながら食べる
YouTubeなどで筋トレ・宅トレを検索。テレビを見ながらできる簡単運動がいくらでも出てきますから、紅白を見ながら運動してもいいですね。食べる前やすぐ後に20分くらい動くだけでもかなり効果がありますよ。ネット通販などで足踏みマシーンを購入するのもよいでしょう。自宅タイムの多い年末年始、家族と会話を楽しみながらリビングで気軽に運動できます。場所を取らないのでいつでも置いておけます。地味な“チリツモ”が大事なんですよ。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。