12月21日にがん性腹膜炎のため死去した高見知佳さん。11月28日に敗血症で亡くなった渡辺徹さん、今月14日に脳梗塞で亡くなったC-C-B のメンバーでドラム・ヴォーカルを担当した笠浩二さんに続き、高見さんも60歳という若さでこの世を去ったため、改めて健康の大切さを噛みしめている人が多いようだ。
特に高見さんは、今年7月には立憲民主党の推薦を受け、愛媛県選挙区から無所属で立候補したが、自民党現職の山本順三氏に敗れて落選。その後11月に子宮がんが判明。すでに肺にも転移していたという。元気そうに選挙演説する姿をニュース番組で見ていた人も多かったことだろう。
「人生100年時代と言われるようになりましたが、高見さんはまだ60歳ですから、ネット上に驚きの声があがるのも当然でしょう。1978年、16歳の時に『コロムビア』からアイドル歌手としてデビュー。1984年2月にリリースされた『くちびるヌード』は資生堂・春のキャンペーンCMソングに採用。歌唱力の高さもさることながら、ボーイッシュでキュートな容姿とバラエティ番組にも対応できる奔放で面白いトーク力の高さは、バラドルの元祖とも言える存在でした。1982年公開の映画『蒲田行進曲』では小悪魔的な魅力が光る朋子役を好演。高見さんは常に明るく元気な笑顔を振りまいていた印象しかありません」(女性誌記者)
渡辺さん、佐藤蛾次郎さん、水木一郎さん、笠さん、あき竹城さん。昭和から芸能界を彩ってきた方々の訃報が続き、残念でならない。