お笑い芸人・明石家さんまの新幹線での奇妙な習慣について、次長課長・井上聡が証言した。
2人は、12月19日放送のラジオ番組「明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト」に出演。さんまといえば、東京と大阪を行き来する新幹線での“神対応”エピソードを豊富に持っているが、同乗した際に井上が目撃した風景はやや奇妙なものだったという。
新幹線でのさんまの様子を「動くもの全てに反応される」と表現した井上は、「いちばん前に座ってるから、自動ドアが開いて誰か来るたびに『おう!』って言う」と、誰それ構わず、さんまから声をかけていると説明。知り合いでも関係者でもないほかの乗客に片っ端から挨拶をする行為について、さんまは「向こうが会釈するから」「俺は逆に失礼があったらアカンから。知り合いなのかもしれんから、一応『おう!』って言う」と、誰もが知る国民的スターならではの事情があるようだ。
しかし、当然ながら超有名芸能人から突然声をかけられた側の乗客は「ビクッてしてる」とのことで、井上の相方・河本準一も「向こうが(挨拶)してからならまだしも、こっち先手で」と、大先輩の行動に驚いていた。
「さんまといえば、新幹線車内で幼い赤ん坊を抱きかかえてあやし、希望する全ての人からの写真撮影やサインの要望に応じるといったファンサービスで知られています。過去には俳優・坂上忍もさんまと同じ新幹線に乗り合わせた際、自分との写真撮影を断った男性が、さんまの元で楽しそうに撮影をしている瞬間を目撃。16年放送『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、『俺風情が断った後に、さんまさんが肩組みながら撮影してて、自分が情けなくなった』と振り返っています。今回の、前を通りがかるほぼ全員への挨拶についても、ネット上では『こういう人こそスターと呼ばれるに値する人』『長く第一線で活躍する人は常人ではできないことをしてる』『完全に神』などの称賛が書き込まれていました」(テレビ誌ライター)
また一つ、さんまの神対応エピソードが加わったと言えそうだ。
(木村慎吾)