9月8日に行われたNHKの定例会長会見で、籾井勝人会長が大みそか恒例の「紅白歌合戦」に、年内で解散するSMAPの出演を望んでいることを明言した。この時期に、特定の歌手に対して紅白への出演希望を口にするのは異例のことだ。
これに対し、SMAPファンは「どう見ても視聴率狙い」「紅白で最後のSMAPなんて見たくない」「解散撤回なら出て欲しいけどSMAPの辛い悔しい想いを視聴率のために利用しないで」など、反対の声が多く見られた。視聴者は、紅白でのSMAPよりも、「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)での5人が見たいという声が多いのだ。
しかし、芸能ジャーナリストは「SMAP最後の花道として、紅白出演はあり得る選択」という。
「紅白は、アジアをはじめ日系人が多く住む地域など多くの国々でも放送されます。つまり、世界にいるSMAPファンも視聴できる。また、事務所目線から言えば、メンバーの5人は解散後もジャニーズ所属であることをアピールできる。SMAPの先輩や後輩入り乱れての“ジャニーズショー”的な演出で花道とすれば、円満解散を印象付けることもできるでしょう。もちろん、視聴率も上がるでしょうから、3方万々歳です」
日本に住むファンからはブーイングかも知れないが、海外のファンにとっては大歓迎(?)となりそう。果たしてどうなることやら。