これも“港流”か!?フジ4月新ドラマ「火11」に意外な女優抜擢で局内に不安が…
フジテレビが4月から火曜午後11時に連続ドラマ枠を新設。その第1弾ドラマとして女優の桜井ユキが主演するという情報が業界内に飛び交っている。
桜井は舞台や映画の出演で演技を磨いた後、2019年には「だから私は推しました」(NHK)で連ドラ初主演したのをはじめ、1年を通して各局の連ドラに出演する活躍を見せた。
「所属は大手芸能事務所スターダストプロモーションで、夫は俳優の黒羽麻璃央。芸能関係者筋の話によれば、2月10日に36歳となった遅咲き女優が、ついに民放連ドラで初主演を飾ることが内定しているようです」(芸能記者)
桜井は昨年、King&Prince・高橋海人が主演したドラマ「ボーイフレンド降臨!」(テレビ朝日系)でヒロインを務め、Hey!Say!JUMP・山田涼介主演のドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系)に出演、3月25日放送のNHK・BS4Kの単発ドラマ「満天のゴール」に主演することも発表されているが、民放の連ドラ主演に抜擢されたのは意外と言っていいだろう。
視聴率低迷に苦しむフジテレビは昨年6月、全盛期にバラエティーでヒットを連発した港浩一氏が社長となり、連ドラでヒット作を手がけた大多亮氏が専務取締役にそれぞれ就任しているが、桜井の起用には局内も「これも“港流”か」とざわついているという。
「港社長、大多専務の局改革の一つが、スターを育てることにあります。たとえば港社長は『とんねるずのみなさんのおかげです』を担当し、とんねるずをスターダムに押し上げた。大多専務は『東京ラブストーリー』で鈴木保奈美をブレイクさせた。新設される火11はフジ系列のカンテレの制作ですが、系列局としてこの改革にならって桜井を担ぎ出し、さらに飛躍させようとしているのではと言われています。放送時間も30分予定で、通常の60分より短いので、桜井のプレッシャーも多少軽くはなるでしょう。ただ、局内では『主演が桜井で大丈夫なのか…』と不安視する声も少なくありません」(フジテレビ関係者)
現在、火11で放送中のバラエティー「セブンルール」は3月いっぱいで終了すると一部で報じられていた。果たしてフジテレビの「港ルール」は実を結ぶのだろうか。