「2年後の連ドラで絶対に主役をバンバン演じてるよね」
このところ、ネット上でそんな声が数多くあがっているのが、三浦透子だ。“男女逆転”設定の「大奥」(NHK)では、なめらかにしゃべることが困難で、なかなか思いを他人に伝えづらい不自由さを抱えている9代将軍・徳川家重を見事に演じた。また、バカリズム脚本で話題を呼んだタイムリープドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)では、麻美(安藤サクラ)が“1周目の人生”で勤めていた北熊谷市役所の後輩で、麻美が“4周目の人生”の時には“8周目の人生”を送っていた河口を好演。
これまでは、西島秀俊が主演し、いくつも賞を獲得した映画「ドライブ・マイ・カー」に登場する、「ドライバー役だった子」としてしか認識していなかった人も、この2本のドラマでしっかりと三浦の名前を覚えたのではないだろうか。
「大奥」で演じた家重は、よしながふみ氏による原作漫画で描かれた家重とあまりにもよく似ていただけでなく、漫画では描くことのできなかった独特なしゃべり方に対しても「想像していた話し方、声質で驚いた」「イメージしていた家重のしゃべり方を上回ってきた三浦透子の演技力に感動」といった声が続出。「ブラッシュアップライフ」で演じた河口も、麻美以上にタイムリーパーとして人生を繰り返し生きているタフさに説得力があり、「存在感ハンパない三浦透子」「安藤サクラに負けない役者力がすさまじい」といった称賛の声も。
「ネット上でささやかれている声のとおり、2年後には三浦主演の民放深夜ドラマは確実にあるでしょう。もしかするとNHKの夜ドラ主演もあるかもしれません」(女性誌記者)
三浦の飛躍が楽しみな1年になりそうだ。