マナーの悪い利用客が増えたため、街中から続々とストリートピアノが姿を消している。
こんなニュースが駆け巡り、ストリートピアノを使い動画投稿していたYouTuberからは、悲鳴が聞こえてきそうだ。
ストリートピアノ動画で一躍有名人となり、チャンネル登録者数212万人を持つ「ハラミちゃん」は、現在パリの街中でアニメソングを演奏し、日本では広瀬香美のイベントにもゲスト出演するなど活動の幅を広げている。そのため、動画のネタに困ることなく、特段ダメージは無さそうだが、これからストリートピアノYouTuberとして活動を考えていた人々には、ピアノ撤去は大きな痛手なのではないだろうか。
しかし、自宅でピアノを弾くYouTuberにはこの騒動は全く関係もなく、むしろライバルが少なくなって好都合なのではないだろうか。
台湾のピアニストであるPan Pianoは、その抜群なスタイルを生かし、コスプレをしながらピアノを弾く斬新な姿で注目を集めた。
「鬼滅の刃」のオープニング曲・紅蓮華を、胸元が開いた艶っぽい禰豆子のコスプレで演奏した動画の視聴回数は1923万回と、音楽系の動画の中では驚異的な再生数を誇っている。
そんな彼女の現在の動画スタイルは、さらに艶要素が増しているようだ。
「今月11日に公開された、人気アニメ『推しの子』のオープニング曲を演奏した動画では、なんと後ろ向きで服を半分着ていない状態からのスタートでした。すらりとした美脚に色白の背中という色香シーンに視聴者からは、『スタイルも魅力的だけど、純粋にピアノがうまい』『とても綺麗で魅力的な体と演奏に虜になりました』と、コメントが殺到。この動画は投稿から1週間で225万回再生を記録する大バズり回となっています。通常こういった艶を売りにした動画は視聴者から飽きられることが多いのですが、2016年から動画投稿を始めて、現在もダブルミリオン再生を叩き出すことができる手法はお見事です」(YouTubeライター)
コスプレのクオリティーの高さと演奏技術でも視聴者をトリコにしているPan Piano。街中からピアノが消えたとしても、彼女にはノーダメージなのであった。
(佐藤ちひろ)