高畑充希が主演を務めたドラマ「unknown」(テレビ朝日系)が6月13日に最終回を迎え、世帯平均視聴率は7.0%。全話では6.2%という結果になった。
本作は、人間を襲わずに慎ましく生きる吸血鬼・闇原こころ(高畑)と、交番勤務で住民から愛される警察官ながら、父親が猟奇殺人事件の犯人という過去を持つ朝田虎松(田中圭)の究極の愛の物語。そこに、吸血鬼によると思われる連続殺人事件が起こるのだが、犯人は意外な人物で、こころまでもが危険にさらされる。
視聴者の感想としては「想像の上をいく変なドラマだった」「ミステリーでもコメディでもない、なんなんだこのドラマ」「今までいろんなドラマ観てきたけど 、いちばん最低かもしれん」「歴史に残るひどいドラマ」「今までのこの時間返せ」など辛辣だ。
「こころの同僚のカメラマン・加賀美圭介(町田啓太)は、自分の両親を殺したのは吸血鬼だと信じ切っていて、復讐のために吸血鬼を次々と殺すのですが、両親の死因は“スズラン毒”で、それを紅茶に入れたのは加賀美自身でした。また、吸血鬼は“怪力”という設定でしたが、加賀美に抵抗することなくたやすく殺されているのも疑問です。さらに、虎松の父(井浦新)が起こした事件の真相はわからずじまい。ラストは、主要キャスト全員で和やかなパーティシーン。その後『余興台本』なる文字がアップになるのですが、まるで意味不明でした」(テレビ誌ライター)
制作サイドの意図としては“他者を見かけで判断しない”“世の中にはいろんな種がいて、それを認め合おう”ということだったのかもしれないが…。