6月13日、声優の沢城みゆきが9月8日公開の映画「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」のプレス発表イベントに出演した。
沢城は、押しも押されもせぬ人気声優。2011年、「ルパン三世」(日本テレビ系)の峰不二子役を増山江威子から3代目として継承して話題になった。18年には「ゲゲゲの鬼太郎」(フジテレビ系)の鬼太郎役に抜擢。21年、人気アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」(フジテレビ系)では主人公が敵対する鬼の上層部的存在である上弦の陸・堕姫(だき)を演じて注目され、17年放送のバラエティ番組「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP」(テレビ朝日系)では堂々4位にランクインした。今作では、ストーリーのカギを握る依頼人のアンジー役を担当する。
「沢城は今回、1987年の放送開始から『シティーハンター』の主人公、冴羽の声を演じ続けている声優界のレジェンド・神谷明との共演に感慨もひとしおだったようです。昨今のコロナ禍により、個別で声を収録する手法も取られる中、神谷と『アフレコできるなんて。このチャンスを逃すわけにはいかないと思って“どうしても神谷さんと一緒がいいです。どうにかならないですか”って』と懇願し、実現したのだとか。神谷は『ありがとうございます』と紳士的にお礼の言葉を述べていました」(ネットライター)
そんな神谷は今年77歳を迎える大ベテラン。70年代後半の声優ブームを牽引した当時はアイドル的存在だった。「キン肉マン」(日テレ系)のキン肉マン、「北斗の拳」(フジテレビ系)のケンシロウ、「名探偵コナン」(日テレ系)の毛利小五郎など、話題の出演作は枚挙にいとまがない。
このインタビューの模様は、YouTubeチャンネル「oricon」で一部披露されている。
(所ひで/YouTubeライター)