元乃木坂46で女優の白石麻衣について、「文春オンライン」が報じたある記事がネット上で話題となっているという。
「6月19日に最終回が放送され、26日に2時間SPの特別編が放送される月9ドラマ『風間公親 ─教場0─』(フジテレビ系)に出演するなど、女優として躍進中の白石の生い立ち、成長過程についての記事が12日配信で掲載されました。記事では、2019年放送のドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)で共演した古田新太がかけてくれた『麻衣ちゃんのお芝居、好きだよ、絶対に続けなよ』という言葉が女優として活動できるという自信につながったことなどを紹介していますが、中学時代にはイジメ被害に遭っていたことにもクローズアップ。イジメを受けるきっかけになった出来事について記事では、白石の同級生の親が匿名で証言しており、これが世間の注目を浴びているんです」(エンタメ誌ライター)
その証言によると、白石が中学2年生の冬頃に、他のクラスメイトへのイジメを止めたことがきっかけでイジメの標的が白石に移った。上履きを隠されたり、「ブス」と呼ばれたり、ノートに落書きされるといった陰湿なイジメを受けたという。また、記事によれば、しだいに教室に行きづらくなり、中3の夏休みが明けてからは教室に入れなくなってしまった。結局、中学卒業までイジメ問題は解決されることはなく、卒業式も出席できなかったというのだ。
そのため、高校は地元の群馬県を離れ、母親と埼玉県に引っ越ししたという辛い過去があるわけだが、この事実を記事で知った世間の人々からは「見た目だけでなく、心も綺麗な人なんですね」「特にファンではなかったけど、記事を読んで応援したくなった」「白石さんをイジメてた人って、今頃どんな気持ちで白石さんを見てるんだろう」といった声が多数寄せられ、白石の人柄に好感を持つ新規ファンが急増したとみられる。
「白石がイジメ被害に遭っていたことは乃木坂時代からのファンであれば、有名な話です。15年に公開されているドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の中でインタビューを受けている白石は『女子テニス部が敵だった』と語っていましたね。また、『文春オンライン』では、過去にも白石がイジメを受けていたことについて報じており、その時の記事によると、白石は小学校からボーイフレンドもいたそうですが、そのボーイフレンドが自身もイジメに巻き込まれることを恐れて、離れていったとか…」(アイドル誌ライター)
そんな白石だが、同期メンバーであった松村沙友理が乃木坂のオーディション帰りに駅で見知らぬ男性にガールハントされ、困っているのを見かけると、当時まだ全く話したことがなかったものの、「一緒に帰ろう」と話しかけて、助け出したというエピソードもある。
自身も辛い経験をしていながらも、困っている人がいれば手を差し伸べずにはいられないというのが、より白石の性格の良さを物語っていると言えるだろう。
(石田安竹)