7月6日で第16話を迎える森川葵主演のNHK夜ドラ「ほめほめ」こと「褒めるひと褒められるひと」。おもちゃ会社「オトワヤ」で働くヒロイン・市川詠子(森川)の弟で、洋服店に勤める市川司を演じている菅生新樹、と言うより、菅田将暉の弟と言ったほうが通じるかもしれないが、その菅生が今、注目を浴びている。
菅生演じる司は6月22日放送の第8話から登場。来店客に対して、上手に褒めることができないから、「仕事を辞めたい」と司(菅生)から相談された詠子は自分を褒めまくってくれる先輩社員の坂東(川崎鷹也)に司の悩みを相談。すると、坂東は「オトワヤ」で作る年賀カレンダーのロケ先を司の勤務先である洋服店に設定する。坂東が年賀カレンダー撮影をしながらさりげなく司を元気づけていくプロセスが描かれた。
「菅生の演技があまりに斬新な魅力にあふれていたので、驚きました。菅生は昨年、林遣都と仲野太賀がW主演するドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)で重要な“悪魔役”を演じ、今年2月~3月に放送された4話完結の深夜ドラマ『凋落ゲーム』(フジテレビ系)では若手企業家を初主演しましたが、そこまで演技力に驚くことはなかったため、『ほめほめ』では見直しましたよ」(テレビ誌ライター)
放送中の深夜ドラマ「なれの果ての僕ら」(テレビ東京系)にも、出席番号10番の早乙女菊也役で出演している菅生。こちらではまだ演技力を確認できるほどの出番はないが、これからに注目したい。