7月2日放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」第25話「はるかに遠い夢」で「退場」となった有村架純。有村演じる瀬名が亡くなることは、史実からわかっていたことだが、有村が抜けた穴は大きいと感じずにはいられない。それが証拠に視聴者からはネット上に「瀬名が退場しちゃった。もう『どうする家康』リタイアしちゃおうかな」「先週からわかっていたことだけど瀬名ロス。もう見なくていいや」「瀬名が自害して気が済んだ。来週からはもう見ません」といったソフトな感想が噴出。ばかりか、「これだけ史実を捻じ曲げた大河ドラマはもう見ない」「子どもに見せられないレベルのお笑い大河ドラマにもう限界」「歴史好きとしてもう見てられない。離脱します」といった厳しい声も少なくないのだ。
「江戸時代以降、悪女として伝えられている築山殿こと瀬名を、聡明で慈愛に満ちた女性として描くことは見逃せても、やはり問題なのは、主人公である家康(松本潤)の描き方に、ここまで魅力が感じられないと、視聴者が離れてしまうのも致し方ないのでは。迷わず自害を選び、それによって家康のことまで救った瀬名に対し、膝上までもないことが丸わかりな浅瀬に舟を浮かべ、嫌じゃ嫌じゃ、瀬名を自害させたくないと駄々をこねる家康を見せられ、白々しさを感じた視聴者も少なくなかったはずですからね」(女性誌記者)
どうするNHK。