デスクワークや読書、映画視聴を終えた後などに、体が縮こまって「姿勢が崩れている……」と感じることはありませんか? そんなときは、体を伸ばして整える“ワンアクション”を。姿勢の崩れによる凝りや不調の予防、代謝アップにも役立ちますよ!
■その場でジャンプ
足を肩幅程度に開き、その場で10回ほどジャンプします。縮こまった全身を伸ばすイメージで、背筋を伸ばして跳びましょう。膝は軽く曲げ、かかとでしっかり床を押し上げ、バネの力でまっすぐ上に跳ぶことを意識しましょう。
■その場で背伸び
ジャンプをして全身を伸ばしたら、丸まった肩周りを集中的に伸ばしましょう。立ったまま、両手を組んでまっすぐ上に持ち上げます。背伸びをし、これ以上は上に伸ばせないと感じるギリギリまで伸ばして10秒キープ。10秒経ったらゆっくり脱力し、深呼吸で整えましょう。
■肩を大きく回す
作業に集中して前屈みになったり上半身が縮こまっていたりすると、猫背気味になって肩周りが凝り固まっていることが多いもの。そんなときは、両腕を前から後ろへ大きく、前に入り込んでいる肩を後ろ側へと戻すイメージで10回ほど回しましょう。手を肩に添えて回すと、小さな動きで大きく肩を回すことができますよ。
これらを大きく深呼吸しながら行えば、凝り固まった筋肉をほぐすだけでなく、脳に酸素を供給してリフレッシュするのにも役立ちます。縮こまった体をそのままにしておくと、血流が滞って凝りやむくみ、代謝低下の原因にもなりますから、こまめにリセットして負担の少ない姿勢で過ごしましょう。「あれっ、猫背になっているな……」と感じたら、その場で立ち上がって整えてみてくださいね。
(Nao Kiyota)