8月26、27日に放送される日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ」の大阪・読売テレビ発のスペシャルサポーターに、今年も関西ジャニーズJr.の「Aぇ! group」が就任することが、7月25日に発表された。
彼らの就任は2020年から4年連続。リーダーの小島健は、「日本中全部、関西旋風起こそうぜ!」と、意気込みを語っている。
「発表にファンからは喜びの声が上がる一方、発表のタイミングに驚く声もありますね。というのも、ジャニーズ事務所創設者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題が国際的にも注目され、バレーボールのW杯での『Aぇ! group』は参加国からのクレームがあり、内定していたスペシャルサポーターを降板したと週刊文春が7月20日に報じたばかりですから。『24時間テレビ』を放送する日テレの石澤顕社長は24日の定例会見で『我々が本当のところでどのような形で、どのような範囲で性暴力、性被害があったかは知りえない部分も多々ある』と、まるで山下達郎のような発言をしているのも気になりますね」(芸能誌ライター)
性加害問題が国内外的に波紋を広げ続けている中でのジャニーズタレントの起用を巡っては、「24時間テレビ」でメインパーソナリティーを務める「なにわ男子」や「Aぇ! group」らタレントには何の罪のないという日テレのようなスタンスの局と、海外の反応を懸念して起用に慎重になる局との2極化が進んでいくのかもしれない。
(石見剣)