1年に2回、無性にカレーが食べたくなる日がある。それは真夏の激アツ&湿気激高な日と、1月3、4日あたりの正月料理明け。
何気なくKALDIをパトロールしていたら、なんだかエスニックな瓶を発見しました。「Geeta’s(ギータ)」の「ジャルフレージ(辛口)と、ティッカマサラ(甘口)各598円です。原産国はイギリス。1瓶で2~3人前とのこと。
ボトル部分に液状のカレーの素が、そして蓋の部分に乾燥スパイスが入っています。作り方としては、肉や野菜などを炒めたのち、スパイスをかけてさらに炒め、そこからボトルに入ったルーを入れて煮込んだら完成。というもの。固形ルーと違って溶け残りの心配はないし、別添えスパイスっていうのがなんか本格的でいい。2つを購入し味を比べることにしました。
まず、ティッカマサラ(甘口)のほうは、トマトとヨーグルトのカレー。ラベルの裏の原材料表記には、カレーソースに、トマトや玉ねぎ、植物油脂、クリームなどが、粉末調味料には、食塩、ターメリック、パプリカ、砂糖などが書かれています。
ジャルフレージ(辛口)は、原材料にトマト、ピーマン、玉ねぎ、食物油脂など、そして粉末調味料は食塩、パプリカ、クミンシード、ターメリックなど。甘口になかったピーマンが2番目に、そしてスパイスに砂糖は入ってない。同じような色だけれど、しっかり違いがあります。
ということで、実際に作ってみました。作り方のポイントとしては、スパイスを入れる際、いったん、フライパンまたは鍋を火から下ろさないと、スパイスが焦げそうになるよ~、というのと、ボトルの液状カレーの素を鍋に入れてそのまま煮込もうにも、粘度が高い。ボトルに残った素をきれいに取り出すためにも、ボトルに水入れて軽く振って、それを追加投入したほうがいいよ~、という感じでしょうか。焦がして苦くなるのは避けたい。
実際に食べてみると、ティッカマサラ(甘口)のほうは、カレーというよりカレースープ。辛味は控えめで、それより複雑なスパイスのおいしさ、奥深さを感じます。鼻からぬける香りもいい。そしてジャルフレージ(辛口)は確かに辛い。しかも大人の辛さ、という感じ。スパイスなどの複雑さと辛さとで、子供はきっと無理。完全大人向けです。辛いのが苦手な人は、生クリームかけるとか、野菜を多めに入れるなどするといいかも。
そしてこのカレーに合うのに最強、なのが、コストコの冷凍食品コーナーにあった、デルソーレの手のばしナン10枚入り798円。たまたま試食販売していたので買ったのですが、インド&パキスタン料理の店で見るような大きなナンが1枚80円程度!冷凍庫では嵩張るサイズだが、このナン、ピザソース&溶けるチーズを乗せてレンチンしてもうまい!しかもナンがあればご飯炊かなくていいっ!
イギリス生まれのカレーの素は、スパイスカレーが好きな人にとってはどハマりするおいしさ。そして作り方が簡単なのも高評価。今回はひき肉で味比べをしてみましたが、次はエビなどの魚介類とか、豆とか、山盛りほうれん草などでも作ってみたい! KALDIの定番商品になってくれることを期待します。コストコで買ったナンを食べ切るためにも!
(ロドリゴいしざわ)