9月7日に4時間以上もの長丁場で記者会見を行った、ジャニーズ事務所新社長の東山紀之。故ジャニー喜多川前社長による性加害の事実を正式に認めて謝罪し、今後の方針について発表した。ところが、X（旧ツイッター）上では「イノッチのほうが」「イノッチが社長」というワードがトレンド入りするほど、会見に同席したジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦が株を上げる事態となった。
その理由に大きく関与していると思われるが「性加害を受ければ優遇されることについて認識していたのか」という質問に対する2人の回答の違いだろう。
東山が「僕がジュニアの時はなかった」と答えたのに対し、井ノ原は「僕らの時は、ひがみみたいのがあったかも知れないけど、先に進んだ人に、噂が立ったことはあった」と回答。東山が「なかった」というある種の否定をしたのに、井ノ原は「あった」と肯定したため、ネット上には「イノッチもっと本当のことを教えて」「イノッチの言葉のほうが信じられる」「ヒガシは何を言ってもセリフみたいにしか聞こえない」といった書き込みが続出したのだ。
さらに東山の妻である“木村佳乃”もトレンド入りした。木村は放送中のドラマ「この素晴らしき世界」（フジテレビ系）で、親から引き継いだ芸能事務所「プロダクション曼殊沙華」のお嬢さん社長・莉湖を好演中。奇しくも夫の東山が矢面に立たされたおよそ4時間後、このドラマの第8話がオンエアされた。木村演じる莉湖は、事務所の実権を握っている古くからいる幹部から追い出されようとしている一方で、自身の正義感の強さと妙子（若村麻由美）らからの協力により、事務所のスタッフがテレビ局の大物プロデューサーから受けていたハラスメントを、告発しようと立ち上がるストーリーが描かれていた。
「そのため『ヒガシより木村佳乃が心配。ドラマで演じてる莉湖みたいにお嬢さんだし正義感強そうだから、ヒガシの新社長就任で心を痛めそう』『何があっても天真爛漫な木村佳乃でいてほしい』『“芸人殺し”の異名を持つ木村のカラダを張ったロケをまた見たい。いや見せて』といった声があがっています」（女性誌記者）
今後もバッシングが続く雲行きの東山。後輩の井ノ原や妻の木村がしっかりと支えてくれるのではないか。
